今更聞けないクレジットカードの仕組み

この記事はクレジットカードについて1ミリも知らない人向けに書かれたものになります。よって記事内容は非常に初歩的なものになること予めご容赦ください。またこの記事ではクレジットカードのみについて記述します。デビットカードやプリペイドについてはまた別記事にて解説します。

  1. そもそもクレジットカードとは?
  2. 現金払いと何が違うの?
  3. クレジットカードの年会費
  4. クレジットカードでできること
    1. 一括払い
    2. 分割払い
    3. リボ払い
    4. キャッシング
    5. ポイント還元
  5. クレジットカードを作る上での注意
  6. 最後に

1.クレジットカードとは?

まず、クレジットカードでできることを簡潔に言うと、現金がなくてもこのカード一つあれば利用枠の範囲内(ここがポイント)でいくらでも買い物できちゃういわば魔法のカードです。仕組みとしては、クレジットカードで支払いをすると一時的にカードの発行会社がそのお金を立て替えてくれます。これによって、私たちは現金がなくても買い物をすることができるというわけです。

 

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クレジットカードについて理解するにはその語の成り立ちからみるとイメージしやすいでしょう。そもそもクレジットカードとは、英語のCredit(和訳;信用)とCard(カード)で成り立つ単語です。日本語に直訳すれば、「信用カード」ですね。(笑)これだけだと正直意味が分かりません。ここでいう「信用」とはあなたの財務情報や雇用情報を総合的にみて下された返済能力のことを指します。簡単に言うとこの返済能力は、収入が大きかったり貯金がいっぱいあったりするとその分高く評価されまるものです。↑のような情報をもとに作られるのが「クレジットカード」になります。

2、現金払いとの違いは?

 上の内容とも被りますが、基本的にはこのカード一枚でその場での支払いは完結します。手順としては、

  1. レジでまたはお支払いの際に、カード払いでと店員に伝える
  2. カードを差し込んでくださいと店員に指示されるためカードリーダーにカードを矢印の向きで入れる(このとき、向きが間違っていると正しく決済されません)
  3. 暗証番号を入力してくださいと言われるため、カード発行時に設定した暗証番号を打ち込む(この手順がない場合もある。また暗証番号ではなくサインの場合もある)*1
  4. 買い物終了!

*1、ちなみに暗証番号を打ち込まない決済のことをサインレス決済、サインや暗証番号が必要な決済をサイン決済という。

 そのほかにも現金払いにはない特徴がありますが、それらはまたあとで解説します。ここでは単純な現金払いとの違いを理解できたらOKです。

3、クレジットカードの年会費

 クレジットカードには年会費が設定されているものが多いです。価格帯も0円のものから何十万というものまで幅広く存在します。初めてのクレジットカードを作る場合は年会費が無料のものを選ぶと無難でしょう。また、クレジットカードの中には当年度にクレジット決済があれば翌年の年会費は無料になるといったカードも存在します。

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 ここでクレジットカードの年会費について少々掘り下げてみたいと思います。まず、クレジットカードには「一般カード」・「ゴールドカード」・「プラチナカード」・「ブラックカード」と大まかにこの4段階のランク分けがあります。感覚的につかめると思いますが、基本的に一般カードゴールドカードプラチナカードブラックカードの順で年会費が高くなっていく傾向があります。

年会費無料のカードについて

 ひとくちに年会費無料といっても、いくつか種類があります。

年会費が永年無料

文字通り年会費がいつまでも無料というもの。個人的にはクレカの使用に抵抗のある方は   これだけ作っておけば、解約のし忘れで下手にコストがかさばることがなくなるのでおススメ。

クレジット決済の使用で翌年度無料

年会費は定められているが、クレジットカードの使用があれば翌年の年会費が無料となるというもの。基本的には日常決済で使うクレジットカードがこのタイプであれば問題ないが普段あまり使わないいわゆるサブカードがこのタイプのものだと年会費損になっている場合があるので注意が必要。特に何枚もクレジットカードを所有している方は一度確認することをお勧めします。

ほかにもいくつか種類はありますが、代表的なのは上記の二つです。

4、クレジットカードでできること

一括払い

 クレジットカードにおいて最もポピュラーかつ一般的な支払方法です。特に断りがなければこの一括払いとなります。クレジットカードには「毎月○○日」という風に支払期日が定められていて、一括払いの場合、期間内の一括払いの支払額全額を定められた期日までに振込書で支払うか、口座振替で銀行口座から引き落とされることになります。かくいう筆者はこの一括払いしか使用したことはないです。

分割払い

少々ここから複雑になっていきます、分割払いは文字通り支払額を一定回数に分割して支払う方法です。比較的高額な商品を買う際、急に出費がかさばらないように利用することができます。例えば、 2回払いの場合、締切日までの支払額を翌月と翌々月の2回に均等に分割して支払う方法となります。ここで注意していただきたいのは、2回払いまでは無料でできるのですが、3回以上の分割払いには手数料が発生するということです。

 上記の図ではご利用額を6万・手数料率を12%・3回払いと仮定して自作した図です。見づらくて申し訳ないのですが、毎月の手数料はおよそ400円で3か月累計1200円となります。もちろんこの手数料を高いか安いかの判断は読者様次第となりますが、個人的にはこの手数料は高すぎると感じてしまいます。分割払いはその性質上分割の回数が増えれば増えるほど毎月の支払い額に占める手数料の割合は増加していき、これが24回払いとかになれば手数料はおよそ6.5倍にも膨れ上がります。分割払いは確かに便利ですが乱用のし過ぎは多大な手数料損となってしまうため、もしするのだとしても分割回数はできる限り少なくすることを心掛けたほうが賢明でしょう。

リボ払い

リボ払い(正式名称;リボルビング払い)は、分割払いと違い支払回数を分割するのではなく、月々の返済金額を固定する支払方法です。代表的なリボ払いの方式は「元利定額方式」と「元金定額方式」の2つで、元利定額方式は元金と手数料の合計額を定額で支払い、元金定額方式は元金が定額でリボ払いの残高に応じた手数料が別途かかるものです。毎月の返済金額が同じであれば、「元金定額方式」のほうが最終的に払う手数料は低くなります。下にイメージ図を載せるので違いをなんとなく理解していただければと思います。

上の図は、リボ払いご利用額3万・手数料年率15%・毎月の返済額5000円でシミュレーションしたものです(概算なので実際の支払額とは異なります、あくまで参考までに)。元利定額方式の特徴として返済初期は返済後期に比べ毎月の返済額に占める元本部分が少なく、利息部分が大きいという特徴があります。利息は残っているご利用残高に対してかかるので、元本部分が減るスピードが遅ければ遅いほど利息は多く払う羽目になります。極端な話をすると、上と同じ条件でリボ払いのご利用額が39万だった場合毎月の元本返済部分はわずか32円で残りの4968円は利息部分となります。正直こんなんじゃ一生返済が終わる気がしないですよね(笑)。これがリボ払いの恐ろしいところです。元利定額方式はその性質上毎月どれだけ元本部分が返済されているのかわかりづらく後述する元金定額方式より沼にはまりやすいです。高い買い物をしても毎月の支払額が少なくてもいいというのは非常に魅力的ですが、そのツケが将来に回ってくることを肝に銘じておきましょう。

上の図も、リボ払いご利用額3万円・手数料年率15%・毎月の返済額5000円でシミュレーションしたものです。元金定額方式の特徴はその名の通り毎月の元金の返済額が定額であるというところです。こちらは毎月の返済額の合計が利息によって変動してしまいますが、返済期間は上の元利定額方式よりも短く、手数料も割安で済みます。

キャッシング

クレジットカードにはキャッシングという機能が付いているものが多いです。この機能はいってしまえば、クレジットカード一枚あればできてしまう少額の借金(融資)です。利用方法はクレジットカード会社の提携金融機関のATMで行うことができます。リボ払いや分割払いと違って、現金で引き出すことができるのがこの機能の特徴です。急にキャッシュ(現金)が必要になった時などに便利ですが、その分高い利息を払う必要があるので注意です。どうしてもといった場合以外には使わないほうが賢明でしょう。ちなみにクレジットカードの「ショッピング枠」と「キャッシング枠」は別に設けられていますが(例;ショッピング枠:80万円、 キャッシング枠:20万円という感じ)、ショッピング枠にキャッシング枠が含まれるという点に注意が必要です。どういうことかというと、下図を用いて説明します

この例図はショッピング枠:80万、キャッシング枠:20万とした時の例図です。例1の場合、キャッシングは満額の20万を使っており、ショッピング枠は60万使っているという状態です。この時、ショッピング枠はあと20万使えるような気がしますが、使えません。キャッシングを20万使うとその分ショッピング枠を削る仕組みとなっているからです。例2はショッピングで80万使った時の例図です。この場合はもうキャッシングを使うことはできません。例3はショッピングで70万使った時の例図で、この場合、キャッシング枠は20万残っていますが10万までしかキャッシングを行えません。つまり、ショッピング枠を超えて利用することができないようになっているのです。

ちなみに、キャッシングの金利手数料は、リボ払いの金利と同等かそれ以上であることが多いです。

ポイント還元

これがクレジットカード最大の利点といえるでしょう。基本的にどのクレジットカードにもポイント還元の仕組みが備わっています。還元率はカードによりけりですが、0.5%~1.25%くらいのものが多いです。もらえるポイントもカードによりけりで、カード選びをする際は還元率が高くポイント使い勝手のいいものを選ぶといいでしょう。筆者のおすすめのカードやポイントなどはまた別記事で紹介できたらなと思っています。

クレジットカード利用額の返済

基本的には、毎月決まった日(毎月27日など)に口座振替での支払になります。したがって、銀行口座は必須となります(このご時世銀行口座を持っていない人はいないと思いますが)。もし、銀行口座を持っていないまたは、クレジットカード会社に口座振替申込書を出していないという人は振込書による納付となります。こちらは、銀行でもコンビニでも納付ができますがなぜかコンビニのほうが手数料が安くアクセスもいいのでコンビニ納付をお勧めします。私事ですが、クレジットカードを作りたての頃ずっと口座振替申込書を出しておらず、毎回振込書で納付していました。振込書の欠点は、振込手数料がかかってしまうことと、払い忘れが発生してしまうことでしょう。払い忘れてしまった時が大変で延滞手数料(遅延損害金)というものを余計に払わないといけなくなります。よほどの理由がない限り、いやよほどの理由があっても口座振替のほうがお得です。自分なんか最初二か月も振込手数料を負担してしまいました。自分の怠惰を悔やむばかりです。

クレジットカードを作る上での注意点

基本的には今まで説明してきたことの繰り返しになりますが、一つは年会費です。こちらはクレジットカード持っているだけでかかってしまうコストです。カードを申し込む前に年会費がいくらかかるのかまた、無料にするにはどうすればいいのか熟知しておく必要があるでしょう。節約しようと思って、クレジットカードを使っていても結局コスト損になっていては本末転倒です。ちゃんと自分の生活スタイル、消費性向にあったものを選ぶようにしましょう。個人的には、年会費永年無料のものを選ぶのが無難だと思います。2つ目は支払方法です。支払をする際は一括払いか2回払いが基本です。過度な分割払いやリボ払いは節約どころかむしろ生活を破綻させる危険性があります。節約目的ならば、このような支払方法はないものとして考えたほうが賢明です。3つ目はカードの還元率です。当たり前ですが、還元率の高いカードのほうが節約効果も高いです。あくまで目安ですが還元率は1%以上のものから選びましょう

最後に

まだまだ、クレジットカードについて解説しきれていないところが多々ありますが、初心者が理解しておくべき点は網羅してきたと思います。記事内に間違いまたは筆者に質問などあればコメント欄にどしどしご指摘いただければと思います。(基本的に毎日仕事なので、返信の遅さはご了承ください)

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